# --- Kifu for Windows (Pro) V6.65.58 棋譜ファイル --- 対局ID:12266 記録ID:60cbf1ae85af5a0004ff4f81 開始日時:2021/06/18 10:14 終了日時:2021/06/18 16:16 表題:大成建設杯清麗戦 棋戦:第3期大成建設杯清麗戦本戦 戦型:三間飛車 持ち時間:各3時間 消費時間:122▲180△134 場所:東京・将棋会館 備考:昼休前53手目▲62分△42分\n 図:投了 振り駒:3,1,香 計時方式:チェスクロック 秒読み:60秒 先手消費時間加算:0 後手消費時間加算:0 昼食休憩:12:00〜12:40 昼休前消費時間:53手▲62分△42分 手合割:平手   先手:香川愛生女流四段 後手:加藤桃子女流三段 後手省略名:加藤桃 手数----指手---------消費時間-- *第3期大成建設杯清麗戦(主催:大成建設株式会社)本戦、香川愛生女流四段−加藤桃子女流三段の一戦を中継する。 *対局は6月18日(金)10時から、東京・将棋会館「雲鶴」にて行われる。持ち時間は各3時間(チェスクロック使用)。切れたら1手60秒未満の着手となる。先後は振り駒で決定される。対戦成績は加藤の6勝0敗。 *機材トラブルの影響により、対局は10時14分に開始されることになった。 * *本局の感想戦取材はありません。 *https://twitter.com/shogi_mobile/status/1247034286126985218 * *(棋譜・コメント入力=玉響) *[棋譜表示の*はコメント付きの指し手] 1 7六歩(77) ( 0:45/00:00:45) *振り駒は香川の振り歩先で行われ、「歩」が3枚。香川の先手番が決まった。 2 8四歩(83) ( 0:08/00:00:08) *加藤は2手目に飛車先の歩を突いて、居飛車を明示した。 3 7八飛(28) ( 0:50/00:01:35) *◆香川 愛生(かがわ まなお)女流四段◆ *1993年4月16日生まれ、東京都調布市出身。中村修九段門下。2008年、女流2級。2021年、女流四段。女流棋士番号は40。 *タイトル戦登場は4回。獲得は女流王将2期。 4 8五歩(84) ( 0:12/00:00:20) *◆加藤 桃子(かとう ももこ)女流三段◆ *1995年3月9日生まれ、静岡県牧之原市出身。安恵照剛八段門下。2019年、女流三段。女流棋士番号は67。 *タイトル戦登場は16回。獲得は女王4期、女流王座4期の計8期。 5 7七角(88) ( 0:15/00:01:50) *香川の今年度成績は5勝5敗(0.500)。 *昨年度成績は25勝12敗(0.676)。 *通算成績は175勝108敗(0.618)。 6 6二銀(71) ( 0:40/00:01:00) *加藤の今年度成績は6勝3敗(0.667)。 *昨年度成績は28勝15敗(0.651)。 *通算成績は58勝24敗(0.707)。 7 4八玉(59) ( 0:15/00:02:05) *清麗戦は大成建設株式会社が主催する女流棋戦。第3期から主催がヒューリック株式会社から大成建設株式会社に代わった。予選は2敗失格方式で行われ、予選トーナメント敗退者は再挑戦トーナメントに回る。予選を勝ち抜いた4人が本戦で戦い、挑戦者を決める。持ち時間はすべてチェスクロック方式で、予選は各2時間、本戦は各3時間、五番勝負は各4時間で行われる。現タイトル保持者は里見香奈清麗。 8 4二玉(51) ( 0:08/00:01:08) *本戦は予選通過者4人によるトーナメント戦が行われる。本局はその初戦で、あと2連勝で五番勝負の挑戦権を獲得できる。もう一方の山は中井広恵女流六段−鈴木環那女流三段戦で、そちらは後日行われる。 9 6八銀(79) ( 0:18/00:02:23) *香川の清麗戦成績は12勝4敗(0.750)。 *今期は予選トーナメント初戦から千葉涼子女流四段、山口恵梨子女流二段、中井広恵女流六段、渡辺弥生女流初段、伊藤沙恵女流三段、山根ことみ女流二段を破って本戦に進出している。 10 3二玉(42) ( 0:24/00:01:32) *加藤の清麗戦成績は10勝3敗(0.769)。 *今期は予選トーナメント初戦で武富礼衣女流初段に敗れて再挑戦トーナメントに回った。再挑戦トーナメントでは相川春香女流初段、長沢千和子女流四段、甲斐智美女流五段、室谷由紀女流三段、竹部さゆり女流四段、山根ことみ女流二段を破って本戦に進出している。 11 1六歩(17) ( 0:32/00:02:55) *戦型は三間飛車対居飛車の対抗形に進んでいる。 12 1四歩(13) ( 0:07/00:01:39) 13 3八銀(39) ( 0:41/00:03:36) 14 3四歩(33) ( 0:25/00:02:04) 15 6六歩(67) ( 0:16/00:03:52) *代えて▲3九玉と引き、角道を開けたまま駒組みを続ける作戦もあったところ。 16 5二金(61) ( 0:38/00:02:42) 17 3九玉(48) ( 0:18/00:04:10) 18 5四歩(53) ( 1:35/00:04:17) 19 5八金(69) ( 0:26/00:04:36) 20 3三角(22) ( 0:34/00:04:51) *後手は持久戦志向の駒組み。△2二玉と寄せて深く囲うことが可能になった。 21 2八玉(39) ( 1:46/00:06:22) 22 2二玉(32) ( 0:18/00:05:09) 23 6七銀(68) ( 1:33/00:07:55) *角道を止めている三間飛車は、大別すると2通りの指し方に分かれる。一つは本譜の6七銀型で、後に▲7五歩〜▲6八角(▲5九角)として石田流の組み替えを視野に入れる作戦。もう一つは▲5六歩〜▲5七銀と中央に左銀を運用して金銀の厚みを築いていく指し方。前者は飛車桂がさばきやすく、後者は角のラインを生かして玉頭方面でアドバンテージを握りにいく展開になりやすい。 24 4四歩(43) ( 0:48/00:05:57) *△4三金と上がるスペースを作りつつ、▲5六銀〜▲4五銀の角頭攻めに備えた歩突き。 25 7五歩(76) ( 0:31/00:08:26) 26 4三金(52) ( 0:31/00:06:28) 27 6八角(77) ( 0:43/00:09:09) *先手は石田流の組み替えを目指した。▲7六銀〜▲9六歩〜▲9七桂〜▲8五桂といった順で歩得する作戦も部分的に公式戦で出現したことはあるが、現在はまず見かけない。 28 5三銀(62) ( 0:32/00:07:00) 29 5六歩(57) ( 2:19/00:11:28) 30 3二銀(31) ( 2:58/00:09:58) 31 2六歩(27) ( 6:53/00:18:21) 32 2四歩(23) ( 3:13/00:13:11) *互いに玉頭の歩を突き合った。先手は▲2七銀〜▲3八金、後手は△2三銀〜△3二金として銀冠に発展させることが可能だ。 33 3六歩(37) ( 4:28/00:22:49) *玉のコビンが開くので振り飛車のアドバンテージが1つ消える側面もあるが、2六歩型との相性を考えると指しておきたい。というのも、終盤で△3五桂から2七の地点を狙われやすいからだ。 34 4二角(33) ( 2:17/00:15:28) *▲7四歩△同歩▲同飛△7三歩▲7六飛に△6四銀〜△7五銀の反撃を用意している。 35 7四歩(75) ( 3:49/00:26:38) 36 同 歩(73) ( 0:05/00:15:33) 37 同 飛(78) ( 0:05/00:26:43) 38 7三歩打 ( 0:05/00:15:38) 39 7九飛(74) ( 0:07/00:26:50) *▲7六飛は△6四銀〜△7五銀の筋で結局、飛車を追われてしまいそうだ。最下段まで引き揚げた。 40 2三銀(32) ( 3:40/00:19:18) *高美濃囲いのまま戦うなら△2四歩(32手目)は不急の一手なので、銀冠に組み替えるのは自然なところだ。 *△2三銀は11時0分の着手。消費時間は、▲香川26分、△加藤19分。 41 2七銀(38) ( 4:54/00:31:44) *先手も追随して銀冠を目指した。 42 3二金(41) ( 0:26/00:19:44) 43 3八金(49) ( 0:04/00:31:48) 44 9四歩(93) ( 7:24/00:27:08) *居飛車対振り飛車における△9四歩(先手番は▲1六歩)は、「居飛車の税金」と呼ばれる。具体的には△8四飛と浮いたときの▲9五角を消した意味がある。 45 9六歩(97) ( 1:02/00:32:50) *9筋を受けた。先手も▲9七桂と跳ねる余地を作って得になる。 46 3三桂(21) (11:51/00:38:59) *自然な桂跳ねだが、決断を要する一手。▲2五歩△同歩▲2四歩の攻め筋が生じるからだ。桂を跳ねていなければ△2四同角と取り返せる形だった。 47 4八金(58) (16:01/00:48:51) *すぐに▲2五歩は△同歩▲2四歩△1二銀で後続の攻めが難しい。見せ球として残しておく。 48 4五歩(44) ( 0:25/00:39:24) *次は△4四銀と玉頭方面に右銀を活用する構想か。そうすれば4二角の利きが一気に通り、△8六歩▲同歩△同角の狙いが生まれる。 49 1八香(19) ( 2:39/00:51:30) *遠さを求めて穴熊を目指した。このままだと△4四銀〜△6四角の筋が気がかりだったので、▲1九玉〜▲2八金とフタを閉められる形にしておくほうが安心感がある。 50 4四銀(53) ( 0:25/00:39:49) 51 7六飛(79) ( 0:15/00:51:45) *飛車を浮いて△8六歩からのさばきを受けた。直前に△4四銀と上がってきたところなので、△6四銀〜△7五銀を出られて飛車を押え込まれる心配がない。 52 8四飛(82) ( 2:53/00:42:42) *11時49分の着手。 *指されてみればなるほどの飛車浮き。▲1九玉に△7四飛とぶつけて後手がよければ話しは早い。また、△7四歩〜△7三桂と活用することも可能だ。 *12時、この局面で香川が10分使って昼食休憩に入った。消費時間は、▲香川1時間2分、△加藤42分。昼食の出前は両者ともなし。加藤は買い出しを頼んでいた。対局は12時40分から再開される。 53 1九玉(28) (12:34/01:04:19) *12時40分、対局再開。先手は予定通り、穴に潜った。 54 5五歩(54) ( 8:17/00:50:59) *△7四飛の決戦策は自重し、5筋の歩を交換しにいった。 55 同 歩(56) ( 6:34/01:10:53) 56 同 銀(44) ( 0:18/00:51:17) 57 6五歩(66) ( 0:12/01:11:05) *▲6五歩は(1)△6四銀〜△7五銀の防ぎ、(2)飛車の横利きが通る、(3)▲5七角や▲7七角が有効になる、という3つの得がある。 58 5四飛(84) ( 2:01/00:53:18) *5五銀と手を組み、突破口を探る。 59 7七角(68) (10:18/01:21:23) *▲5六歩と打てば△4四銀と追い返すことはできたが、後に△5三角〜△3五歩と角銀の連係で玉頭を狙われる筋が嫌みだったか。 60 5六歩打 ( 4:22/00:57:40) *歩を垂らして5筋を制圧することに成功した。 61 5八歩打 ( 2:34/01:23:57) *部分的には屈服した格好だが、△7四歩〜△7三桂〜△6五桂が見えているので、放っておくわけにはいかなかった。 62 5三角(42) ( 1:30/00:59:10) *角は4二より5三にいたほうが働きがいい。これで1歩でも手に入れば、△2五歩▲同歩△2六歩が厳しい攻めになる。 63 3七金(48) (20:50/01:44:47) *左金を3七に上がって2六の地点を強化した。現局面で△2五歩▲同歩△同桂▲2六金△2四歩という筋は気になるが、そこで▲5六銀と歩をかすめ取ることができる。7七角が後手玉を間接的ににらんでいるので、△同銀と取り返せない。 64 4四角(53) ( 3:13/01:02:23) *これで△2五歩▲同歩△同桂と仕掛ける準備が整った。 65 7五飛(76) ( 7:01/01:51:48) *△4四角を逆手に取った飛車浮き。▲8五飛〜▲8一飛成の侵入を狙っている。とはいえ、これは後手も計算のうちだろう。 66 2五歩(24) ( 3:21/01:05:44) *満を持しての玉頭攻め。▲8五飛△2六歩▲同銀に△8四歩の受けも用意している。 67 8五飛(75) (17:05/02:08:53) *▲8五飛は14時9分の着手。までの消費時間は、▲香川2時間8分、△加藤1時間5分。 68 2六歩(25) ( 0:37/01:06:21) 69 同 銀(27) ( 0:18/02:09:11) 70 8四歩打 ( 3:59/01:10:20) 71 8六飛(85) ( 0:15/02:09:26) 72 4六歩(45) ( 6:47/01:17:07) *4筋の歩をぶつけて第2陣を始動させる。▲4六同歩には△同銀▲同金△2六角として銀交換に持ち込み、△5七歩成▲同歩△同飛成を狙う要領で攻めが続きそうだ。 73 同 歩(47) ( 2:21/02:11:47) 74 同 銀(55) ( 7:23/01:24:30) 75 同 金(37) ( 0:54/02:12:41) 76 2六角(44) ( 0:05/01:24:35) 77 2四歩打 ( 6:10/02:18:51) *歩のタタキから入った。先手は6七銀が取り残された格好なので、駒の働きでは分が悪い。7七角の利きを生かした攻めが繰り出せるかどうか。 78 同 銀(23) ( 2:27/01:27:02) 79 4五金(46) ( 1:42/02:20:33) *金銀の連結を断ち、後手玉の守りを薄めてから金を直進させた。対して△5一飛なら▲4四歩とかさにかかって攻めることができる。 80 2七歩打 ( 3:45/01:30:47) *△7四飛と逃げておく手は考えられたが、先に先手玉へ嫌みをつけた。 81 同 金(38) ( 9:13/02:29:46) *代えて▲5四金は、△2八銀▲同金△同歩成▲同玉△4八角成と攻め合われて危険だった。以下▲4三金△3八金▲1九玉△4三金と進むと先手玉は受けなしになる。 82 4八角成(26) ( 6:19/01:37:06) *△7四飛▲2六金△7七飛成▲同桂△4五桂の変化も考えられたが、加藤は飛車を取らせて速度勝ちできる判断したようだ。 83 5四金(45) ( 0:13/02:29:59) 84 同 金(43) ( 0:04/01:37:10) 85 2三歩打 ( 8:25/02:38:24) *先手は自玉の守りを固める手段が難しい。例えば、▲3七銀と埋めても△3八銀▲2八金△2七歩で、あっという間に受けなしに追い込まれてしまう。寄せに出て、相手に駒を使わせるような展開に持ち込みたい。 86 同 玉(22) ( 0:58/01:38:08) 87 2五歩打 ( 2:04/02:40:28) 88 同 銀(24) ( 0:49/01:38:57) 89 2一飛打 ( 0:53/02:41:21) *飛車を打ち下ろして合駒請求。対して△2二銀には▲2四歩△同玉▲5六飛とし、次に▲2四歩△同玉▲6八角を狙ってどうか。 90 2二銀打 ( 6:59/01:45:56) 91 4一飛成(21) ( 0:56/02:42:17) *飛車を成って4九の馬取りをかけた。 92 4二金打 ( 1:06/01:47:02) *馬取りと▲2四歩△同玉▲3二竜の狙いを防ぐには、この一手の受けだ。 93 5一竜(41) ( 0:29/02:42:46) *5四の金取りにかわした。先手は後手に金銀を使わせて自玉が安全になったものの、あの堅陣をどう切り崩していくか。 94 2六歩打 ( 1:40/01:48:42) *先手の守りの要である2七金を押し込みにいった。▲2八金には△4五金と出て、次の△3六金を狙えば後手勝勢だ。 95 2四歩打 ( 1:24/02:44:10) 96 1三玉(23) ( 1:09/01:49:51) *1三にかわした。代えて△2四同玉は、後に▲6八角の王手が生じる。 97 1七金(27) ( 3:19/02:47:29) *相手の目標になりづらい位置にかわした。 98 3六銀(25) ( 4:20/01:54:11) 99 6八角(77) ( 1:11/02:48:40) *遊び駒の角を使う。現状は▲2三歩成△同玉▲2四銀△1二玉で駒が1枚足りない形だが、相手の攻めに制約を与えることができる。 100 2七歩成(26) ( 1:39/01:55:50) *歩なら何枚渡しても問題ない。いよいよ先手玉の寄せが見える形になってきた。 101 1五歩(16) ( 7:13/02:55:53) *「端玉には端歩」の格言通りで迫る。(1)△1七となら▲同香が▲1四歩以下の詰めろになるし、(2)△3八馬と詰めろをかけてこようものなら、▲1四歩△同玉▲1五銀△1三玉▲2三歩成△同玉▲2四銀から即詰みに討ち取ることができる。後手は油断できない。 102 同 馬(48) ( 9:01/02:04:51) 103 2六金(17) ( 1:35/02:57:28) *満身の力を込めた金上がり。△2六同馬なら▲2三歩成△同玉▲2四銀以下、後手玉は詰む。 104 同 と(27) ( 2:36/02:07:27) *しかし、△2六同とが冷静だ。▲1五香には△同歩が詰めろ逃れの詰めろになる。 105 1五香(18) ( 0:08/02:57:36) 106 同 歩(14) ( 0:45/02:08:12) *▲2三歩成△同玉▲2四銀に△1四玉の逃げ道を確保しつつ、△1八香以下の詰めろをかけた。 107 2三歩成(24) ( 2:24/03:00:00) *香川はこの手で持ち時間を使いきって一分将棋に入った。 108 同 玉(13) ( 0:06/02:08:18) 109 2四銀打 ( 0:00/03:00:00) 110 1四玉(23) ( 0:03/02:08:21) 111 1一竜(51) ( 0:00/03:00:00) 112 同 銀(22) ( 0:11/02:08:32) 113 1三銀成(24) ( 0:00/03:00:00) 114 2五玉(14) ( 0:03/02:08:35) 115 1四角打 ( 0:00/03:00:00) 116 1六玉(25) ( 0:03/02:08:38) 117 3六角(14) ( 0:00/03:00:00) *手段を尽くして自玉の詰めろを解除した。ただし取った駒が銀なので、△3六同とに▲1七銀と迫っても、△2七玉▲2八銀△3八玉と上に逃げ込まれてしまう。 118 3八飛打 ( 4:13/02:12:51) *飛車打ちも手堅い。△2八金までの詰めろになっている。 119 2八香打 ( 0:00/03:00:00) *▲1七歩△同と▲2五銀以下の詰めろだが……。 120 3六飛成(38) ( 1:09/02:14:00) *これで後手玉は寄りつかない格好になった。 121 5六飛(86) ( 0:00/03:00:00) 122 1八香打 ( 0:15/02:14:15) *この局面で香川が投了した。終局時刻は16時16分。消費時間は、▲香川3時間0分、△加藤2時間14分。勝った加藤は、本戦決勝(挑戦者決定戦)で中井広恵女流六段−鈴木環那女流三段戦の勝者と対戦する。 *投了以下は、▲1八同玉△2七角▲同香△同竜▲1九玉△1八金までの詰みとなる。 123 投了 ( 0:00/03:00:00) まで122手で後手の勝ち